Takashi Nakayama
二級建築士
長野県木造住宅耐震診断士
応急危険度判定士
建築士会インスペクター
専攻建築士 戸建設計
歴史的建造物活用プランナー
CASBEE評価員
長野県建築士会安曇野支部 本会理事
長野県建築士事務所協会安曇野支部
信州木造住宅協会
経歴 金沢工業大学工学部建築学科卒業(水野研究室)
県内大手建設会社を経て三愛株式会社へ。
CONSEPT
代々暮らすという家づくり
この地域で、豊かに代々暮らす事。これは、SAN’AIの家づくりのコンセプトです。
暮らしの中の豊かさとはどういう事だろうか。
当然、経済的なゆとりや物理的な豊かさはあると思います。ただ、本質の豊かさは違うところにあるのではないかと思っています。
高校を卒業して、県外での生活を送る中で、帰省した時に感じた「安心感」。高校まではあまり好きではなかった田舎の景色が、故郷から離れる事でその素晴らしさに気付かされました。
地元に帰り、家づくりに携わる中で地域の文化、風景、景観は人と人との繋がりで生まれる事に気付いた。
家族との繋がり、地域とのつながり、それが田畑を守り、地域を形成していく元になっている。
「家族」という最小単位の文化が、全国で大量生産される画一の家によって壊されている。いずれ、文化を失った地域は景観も失い一度失った文化や景観は取り戻せないという危機感を感じ、この地域での暮らしを見つめなおした家を考え続けました。
そして完成したのが「土間のある家」。
私は、いま、この土間のある家に両親と妻、2人の子供と田畑に囲まれた環境で暮らしています。
家族が土間空間によってつながるだけではなく、近所のおじさんが採れたての野菜を土間越しに持ってきてくれたり、腰を掛けてお茶を飲んだり、時には蕎麦を打ったり、子供とサッカーをしたり。土間という用途の決まらないあいまいな空間が生活の中心にあり、暮らしをつないで豊かにしていく。自ら暮らす中で感じた「豊かな暮らし」。それは、生活の様式だけでなく、同居する事で生まれる経済的なメリットや、農とくらす食の安心、地域での助け合い、全てが「暮らしの豊かさ」に繋がっている事に気付かされる毎日。
私のデザインする家は決して圧倒的な個性や奇抜なデザインでは無いかもしれません。
しかし、何年も変わらず、代々受け継ぎながら「豊かに暮らす」家づくりを目指した家づくりを真剣に考えています。そんな想いの家づくりを一緒に取組めたら幸いです。
PROFILE
とにかくサッカーが大好き。
小学校で始めたサッカーを、40年近く続けています。
大学時代も建築を学びながらサッカー部に所属し、卒業設計では「サッカーを通じた地域コミュニティー」というテーマで安曇野にサッカー専用スタジアム構想を設計した過去も。
現在は、40歳以上のシニアチームで全国大会を目指してトレーニングしている傍ら、JFA公認B級指導者ライセンスを取得し、地元中学の外部コーチとして指導も行っています。サッカーは世界共通語と言われるほど、ボール一つあれば色んな繋がりが生まれます。サッカーを通じて多くの事を学び、多くの出会いがありました。私がサッカーを通じて経験したことや得た事を、指導者として小・中学生に伝えて行く事が私の使命であると勝手に思っています。
サッカー歴
三郷SSS~三郷中~豊科高校~金沢工業大学~須坂シティー~富士電機松本~アルフット40~アンテロープ塩尻35・40
ARCHITECT
代表取締役/設計室室長